研修レポート-55 倉敷市と岡山市の訪問診療と在宅医療専門のつばさクリニック。小児（こども）の在宅医療も対応。

本日は、誠にお忙しい中、訪問診療の同行と見学をさせて頂きましてありがとうございました。私自身は前回の倉敷での同行も含め、2回目となりますが、非常に多くの物を感じ、また学ぶことができました。以下にその詳細をお記します。

皆様の抜群の連携力とスピードに改めて驚きました。出発前のカンファでもあったように、患者様の状況の申し送り、詳細情報の共有など、お伺いしていても、とても密に情報共有ができていると感じました。またお宅に伺うまでの車内でも、患者様の所に伺う時間の件で電話をしたり、診療記録を読み返したり、時間内に到着できるようなルート選択をしたりと、各自の役割をしっかりと果たす姿を拝見しました。患者様のお宅に着かれても、3人での見事なコミュニケーションで、非常に余分な時間がなく診察が進んで行ったように感じました。このような抜群の役割分担と連携が、スムーズな訪問診療に繋がっていると感じました。スムーズな中でも、しっかり患者様とお話もされ、コミュニケーションもとれており、患者様やご家族の方の満足度も大変高いように感じました。より多くの患者様をスピーディーかつ丁寧に診療するお姿に、感動いたしました。

今回は、様々な疾患でかつ年齢も幅広い患者様の診療を拝見させて頂きました。そのなかでも患者様のお宅での自宅カンファにすごく感動をしました。ヘルパーさんから訪問看護の方、デイサービスの方、MSWなど様々な職種の方が一心に患者様の事を思い、支えていらっしゃる姿に、自分が家族であったらすごく安心だろうなと思いました。また本日同行させていただいた車内では、入院する患者様へのお見舞いの事であったり、小さなお子さんの患者様の誕生日のお祝いを考えたりするなど、患者様の事をご自身の家族同様に考えられているお姿にも深く感銘を受けました。

最後になりますが、大変お忙しい中、訪問診療同行の許可を頂きました、中村先生、事前のやり取りと当日の施設状況等ご案内を頂きました、辻様、本当にありがとうございました。当日の同行でお世話になりました國末先生、看護師の三嶋様、渡邊様、ドライバーの藤田様にもこの場を借りて深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。私も患者様や先生方に貢献できるメーカーの人間として、微力ではありますが頑張って参ります。引き続きのご指導ご鞭撻の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。